新開発のエンジンと組み合わせられるのは多段化とギア比の最適化を図り、力強い走りと低燃費の両立を実現した6速トランスミッション。 オートマティック(A/T)とマニュアル(M/T)が設定される。
エクステリアは、厚みのある力強いフロントバンパー部と、薄く一体感のあるアッパーグリル、LEDヘッドランプと対比させることで、アグレッシブかつ洗練された印象を受ける。サイドは、力強く張り出したフェンダーが躍動感を表現しつつ、艶やかな面の動きにより、従来のピックアップにはない洗練されたエモーショナルさを表現した。
インテリアはインストゥルメントパネル中央のタブレット風のオーディオインターフェイスが備わり、シートやパネル類のマテリアルの質感も大幅に向上し、高級感を演出。
ステアリングや各スイッチ類等のパーツは現行世代のトヨタ車共通のものが採用されている。
フォトギャラリー解説(※写真及び記事はダブルキャブ 2.8G 4×4のものです。)
■1 モデルチェンジによってフロントフェイスが一新された新型ハイラックス「ハイラックス レボ」。
一見フロント以外は大きく変わっていないように見えるが、新開発のフレームを採用するなど基本設計から見直されており、ボディー剛性は先代より20%アップしているという。
■2 リアはテールランプやリアバンパーデザインが変更されているが、ピックアップトラックというリアデザインに制限があるボディタイプゆえに大きな変更は無い。
■3 新型ハイラックスには新たにLEDヘッドライトを採用。フロントグリルと一体感のあるデザインでアグレッシブさを強調。
■4 ダブルキャブのボディサイズは先代よりも大きくなっており、全長は5,335mm(先代比+90mm)
全幅は1,855㎜(先代比+20㎜) 全高は1,815㎜(先代比-45㎜)という数値となっている(数値はメーカー発表値)
。
ラインナップされるボディーバリエーションは先代同様ダブルキャブとスマートキャブ、そしてスタンダードキャブの3種類。
■5 新型ハイラックスはパワートレーンも一新。新開発のディーゼルエンジン(GD)に、それに合わせて最適化された6速トランスミッションを採用。排気量は2.8Lと2.4Lの2種類がラインナップされ、2.8Lのモデルは最高出力177ps/3400rpm 最大トルク45.9㎏/1,600-2,400rpmを発揮。
燃費に関しても先代と比較しておよそ10%向上しているという。
■6 今回のモデルチェンジによりインテリアは一新。現世代のトヨタ車に共通するデザインや素材を採用しており、高級感のある空間を演出。装備面でもスマートキーや先述のLEDヘッドライトの採用などピックアップトラックとは思えないほど充実している。
■7 新たにディファレンシャルロックやヒルアシスト/ダウンヒルアシストが設定され、悪路走破性も大幅に向上。
■8 インパネの中央部分にはタブレット端末風のタッチ式のスクリーンが配置され、本国ではナビゲーションやオーディオの操作など様々な機能が使用できる。日本国内でもブルートゥース機能・ラジオ機能(FM変換を付けた場合)が使用できるが、もし日本国内でナビゲーションを使用したいという場合には社外のナビゲーションに付け替える必要がある。
■9・10 フロントシートはホールド性の高い形状をしており、長時間のドライブも疲れにくい形状。
分割で折りたたむことができるリアシートの中央にはカップホルダーを付きのアームレストが備わり、
後席用のエアコンルーバーも備わるなど居住性が向上している。
■11 アイドリングストップ機能を備えた燃費重視のエコモードの他、高出力を発生させる回転数をキープしてパワフルな走りを楽しむことができるパワーモード
を備えており、用途に応じて最適なドライビングモードを選択可能。
また、任意のギアを選択することができるマニュアルモードも搭載している。 |